※アメリカ合衆国トークン(1970年〜)
【刻印表】NEWYORK CITY TRANSIT AUTHORITY
【刻印裏】GOOD FOR ONE FARE
【材 質】真鍮
【サイズ】22.8mm
【重 量】4.67g
※44年間ニューヨーク市の公共交通機関は、バスや地下鉄に乗るのに5セントかかり、乗車するのに必要なすべてのライダーはニッケルでした。
1948年に運賃が10セントに値上がりした時、市は10セント硬貨を受け入れるために改札口を改造しました。
1953年に運賃が15セントに値上がりした時、技術者は10セント硬貨とニッケルまたは3セント硬貨で回転式改札口を操作する方法を解決できませんでした。
この問題を解決するために、技術者は独自の回転式改札口に対応するよう考案されたトークンを開発しました。
こうして、ニューヨーク市の公共交通機関で最初のトークンが生まれました。
片面には「Good for One Fare」という刻印があり、もう片面には「ニューヨーク市交通局」という文字が刻印されています。
中央には「NYC」の文字と「Y」が切り取られていました。
このトークンは 17 年間使用でき、運賃が20セントに値上げされても使用出来ました。
1970年に、同じく「Y」の切り欠きを備えた、より大きなトークンが30セントの運賃とともに登場しました。
◆アメリカ合衆国のメダル・トークン一覧